MSRの最高峰のスノーシュー、LIGHTNING ASCENTを友人が貸してくれたので時間を見つけて冬山散歩に行ってきた。
その前にMSR LIGHTNING ASCENTとは?
全モデルの中でも過酷な状況にも対応できるモデル!
説明を見てみましょう。
外周を取り囲む板状の360°トラクションフレームと2本のクロスメンバーが優れたグリップ力と剛性を発揮し、丈夫でしなやかなデッキが地形に追従。
急斜面の登りやスノーシューが苦手とするトラバース時にもしっかりと雪面を捉えます。ライトニングデッキと新しいパラゴンバインディングを組み合わせたMSRスノーシューのフラッグシップ。
なだらかな丘陵から森林限界を越える山頂まで、あらゆる地形に適応します。
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MSRの「フラッグシップモデル」!いわゆる良いやつです!
これまでいくつかスノーシューは履いてきましたが、ハイエンドモデルを使う機会はなかったので、そっこー山歩きで試してみました。
気温は高めで0度前後。
前回のワカンハイキング同様に上はフリース一枚。
MSRだから浮力あるでしょ、と、ゲイターもつけない無謀さ。
結局やっぱり靴下濡れたけどね・・・
たまに踏み抜くことはあったものの、雪もしまっていて、歩きやすくて低山の登山道だと物足りないぐらい。
誰も歩いていない稜線に足を踏み入れてふわふわと楽しく散歩。
これは軽い。とても軽く、浮力も十分でかつ、グリップ力もある。
つま先がバンドではなくネット型になっていることで、つま先が締め付けられることがなく快適。
これまで何度もベルトが徐々にしまってきて痛かった記憶があったのだが、スノーシューって進化しているんだなぁ・・・と実感。
これを履いたら他のは使えないかもしれない・・・
風もなく、R1エア一枚で暑いぐらいだった。
浮力があればなんでもできる。
前日のワカンはクラシックスタイルでロマンがあったが、MSRには快適さがあった。
ただ、サイズはワカンよりも一回り以上大きいので、つけるかどうか微妙な季節などはワカンに軍配が上がるだろうが、積雪した山での快適さはMSR LIGHTNING ASCENTに大差で軍配があがる。用途が違う道具ですね。
天気も良く、お散歩日和。
誰もいなくて、静かで透き通る空気。
ちょっと休もうかな。そんな時のお供にガスストーブも一緒に貸してくれました。
MSR アウトドア ポケットロケット2
MSRのコンパクトなガス・ストーブ。
アップルティーをいただきました。
火力が強く、あっという間にシエラカップで一人分のお湯が沸きました。
火力強めです。
サイズ:3.4×4.4×7.9cm
本体重量:73g(ケース、ガスカートリッジを除く)
最高出力:2,143kcal/h
注意点は1つだけ。
着火は別売りのピエゾイグナイタで!
私はすっかり失念していたけれども、たまたまメタルマッチを持っていたのでことなきをえました。
持っててよかった着火用品。
MSRのピエゾイグナイタ、1500円ぐらいだし、かっこいいし機会があれば欲しいと思わせる商品。
その後も、雑木林の中をウロウロ。
目的もなく、地形をみながら行ったり来たりする。
それだけの時間。
なんか、気温もちょうどいいし、たまに頭の上で鳥が鳴いているしね。
誰もいない、誰の足跡もない雪の森をふらふらと。
途中でまた少し休憩がてら、焚き火したりして・・・
少しずつ日が傾いてきたから、なんとなく覚えている車がある方向に向かって歩いていく。
終始快適だったスノーシュー。
スノーシューを装着して写真を見て、気が付いた人もいるかもしれないけれども実は横着して、サイドのバンドの止め方甘いです。
本当は緩まないように最後に金具にベルトの頭を通す必要があります。
歩き出したら微調整が必要だと考えて、ひとまずは最低限の止め方で歩いたら全然緩んで来なくて結局そのまま2時間ぐらい歩く結果に。
つま先を通して、後ろのベルトをつけるだけ。
着脱も簡単でびっくり。
スノーシューって進化しているんだなぁ。イメージが変わりました。
新潟のアウトドアショップ「West Inside ウエストアウトドア」で最近ちょくちょくあがるスノーシュー関連の動画を見て気になっていたので、渡りに船でした。
ストックも借りていたけれども、カメラだったり持つために両手を自由にしておきたいため今回は持っていかず。
冬にしかない景色、雪が降らないと歩けない道を歩きながら自然と戯れる喜び。
日没前後の空と景色とが混じり合う時間こういう景色はほんと気持ちが良い。
木立から伸びる枝が、葉脈のように、血管のように空をおおって溶け合う時間帯。
まとめ。
良い道具はアウトドアライフをより楽しく実りあるものにしてくれる!