山菜採り。ウドラーメンと珈琲の一日。

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皆さんこんにちは。

本日は雪がすっかり解けた山での様子をお届けします。

皆さん山菜って食べますか?自分は子どものころは山菜が嫌いでした。父親が山男でたっぷりと収穫してくるため、山菜が食卓に上がる日が多すぎたのが理由だったと気がついたのは30を過ぎてから。

大人になってから、ウドやタラの芽を食べるとその美味しさにときめきました。そこから、田舎にある実家に帰って親と山菜を採ったり今住んでいる家の裏山でちょくちょく山菜を見つけたり。

この日出かけた場所は、沢登の帰り道に見つけた場所。沢から上がって帰路についていたら、ウドがたくさん生えていて、手でウドをもいで持って帰りました。

それから毎年春になると出かける場所です。近くで熊に遭遇したことはありますが、ウドを採っている際には熊の雰囲気は感じられません。一応鈴や携帯ラジオを持っての山菜ハイキングです。

いい時期になったので、前日夜から気合を入れて準備して、早起きして出発だ!と思ったら、当日は7時過ぎに目が覚める寝坊。バナナだけ食べて山を目指します。といっても、原付バイクで10分ほど。裏山の延長にある山です。

入口に着いたらなんと先行者の車がある!そして前の方を歩いている姿も見えました。山菜取りでこの場所で人に会うことはほとんどなかったのでびっくり。入り口でお茶でも飲んでからと考えていましたが、とりあえず手早く準備して出発することにしました。

先行者はペースも遅くすぐに追いつきました。ザックや歩き方、道具などから一目で山菜ハンターだとわかります。気の良いおじいさま二人。山男は不愛想で挨拶しても会釈ぐらいで終わる人も少なくないのでちょっと身構えましたが、とても良い二人で、途中まで一緒に林道を歩きました。一人は元ハンター、昔はもっと山菜がたくさん採れたそうです。やっぱり人口も増え、山も減ったからでしょうか。都市近郊は人と自然とのバランスがうまく取れていないのではないかと思います。

この日は林道の突き当りでもう一人、単独の男性とすれ違いました。この方は散策していたのかな?かなり遠くにとまっていた車の人だったと帰り道に気がつきました。今年は近郊の山を歩く人がいつもよりも多いのかもしれません。

話もそこそこにぽつぽつとお目当てのウドが視界に入ってきたので、おのおののペースで収穫に努めます。自分は比べると若者なので、斜面などちょっと面倒な場所を中心に攻めます。今年は人の入った形跡が色濃く、思ったよりも収穫できない。山桜も咲いていたのでいつもよりはちょっと早めだったのかも。おじいさんたちともちょっと早いね、と意見交換。最終地点間際でおじいさんたちは引き返して、そこから一人で激しく?ゆっくりのんびりと山と遊びます。

2時間程度の山歩き、この場所ではウド。そんなに手ごたえはなかったですが、十分な量採ることができました。

美味しそうでしょ?

入口まで戻ってちょっと遅い朝ご飯。

お湯を沸かしてインスタントラーメンを食べることにします。

ソト(SOTO) ニューリバーポット SOD-511SOTOのアミカス

セットで購入したオーソドックスなSOTOセットでお湯沸かしです。

250のOB缶とアミカスがクッカーにシンデレラフィットな組み合わせです。

インスタントラーメンはラ王の「豆乳の担々麺」。

お湯を沸かしているときに、思いつきました。ウド入れよう。

今回の山菜取りで使ったナイフはCRKTのドリフター

小型万能フォールディングナイフです。

G10ハンドルが持ちやすい。ナイフを持ちながら斜面を登ったり、下ったり、滑ったりするので、小型で扱いやすい必要があります。

このナイフは鋼材は良いものではないですが、それでもなんでもこなしそこそこ切れる万能選手です。小さな薪のバトニングから山菜採りまでアウトドアライフの頼もしいパートナーです。

お湯が沸いたら麺を割って入れ、そこにあく抜きなし、採ったばかりのウドを少しだけ切って入れます。美味しいのかなぁ・・・ちょっとドキドキ。

ウドの緑が鮮やかになってきました。ウドの薫りが漂う。

担々麺なので辛い。辛党の私はさらにそこに唐辛子を投入して完成!

ウドの緑が赤いスープにマッチして食欲をそそる見栄え。

待っている最中にもウドを発見。

スープにほんのりウドの薫り。あの独特のえぐみ、一年ぶりの再会。懐かしい・・・

ウドを食べてみると・・・美味しい!入れてよかった、もう少し入れてもよかったかもしれない。でも入れすぎるとえぐみスープになってしまったかもしれない。

スープを最後の一滴までしっかりと飲んで山を汚すことなくご馳走様。

締めのカフェラテ。GSI ホウロウ マグカップ。口当たりの良いカップで至福の時です。

山にはきれいな花が咲いていて、なごみます。よく見る花だけど、名前はまったくわからない。

帰ってからは、昼も夜もウド三昧。春をしっかり体に蓄えて元気満点です。

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