みなさんこんにちは。
風が強くなってきた、雪が降ってきた、雨が降ってきた、そんな時、フードをかぶりますね。フードの脇にある紐を引っ張って、雨風を防ぎます。その状態を維持するためにプラスチックの用具で紐を留めます。フードは偉大です。
そして、そのフードを陰で支えているのが、フードについている紐。ドローコードです。引っ張る紐ですね。
いつも引っ張られていると、次第に伸びてきたりすることがあります。

そんなフーディのドローコード(あのひっぱる紐)とコードロック(紐をロックするやつ)を交換してみます。今回取り付けるのはサロモンのソフトシェル。
便利な世の中、Googleで検索すればなんでも情報は出てくる。と思いきや、なかなか情報が出てこない。
ここはひとつ記事にしながら方法を探ることにしました。
それでは手順を整理しながら作業を進めてみましょう。
手順その1.道具をそろえる
必要なものは、紐(ドローコード)、コードロック(紐を留めるもの)、そして紐をフードの穴の中に入れ、導くアイテム。世の中ではそれを紐通しと呼ぶことが分かりました。
先ずはドローコードとコードロックです。そしてゴム紐。

全部で400円ぐらいでした。
Amazonを見てみましょう。
こちらはドローコード、コードロック、紐の末端をしっかりサポートする紐止めコードエンドストッパーのセット。これ一つ買えばばっちりですね。
LEOBRO ゴム紐 コードエンド コードストッパー 10セット アウトドア用ゴム 3.5mm×10m コードロック 紐止め…
モンベルショップや、札幌だと秀岳荘などアウトドアショップにも置いてあるようです。手に入りやすい手段で入手しておきましょう。
コードロックは各ブランドのものもあります。
やはりアイテムにマッチしたブランドのものだと満足度も上がります。
ばら売りだとひとつ百円ぐらいから販売していますね。
こだわり派のあなたは是非、ジャケットにマッチするコードロックを見つけましょう。
つぎは紐通し。なんだろうそれは。家庭科の授業で習っていたかもしれません。
こんなやつです。
100均でも売っているようですが、アマゾンでも安い。

運よく自宅にあったので、こちらを使いましょう。

これで準備が整いました。
手順その2.ドローコードを通してゆく
道具がそろったので、次は実際にコードをフードに通していく作業です。
コードを紐通しに接続させる。そして、紐通しでコードが通るフードの穴にコードを入れていきます。地道に。

フードからコードが抜いてある状態です。
3つ穴型です。

一番下からコードを通します。
なんと買ってきたゴムひもが太すぎて、紐通しに接続できませんでした。。
3.5mmぐらいの太さです。なんということでしょうか。
でも思ったよりも腰がしっかりした紐だったので、紐通しなしでも作業が進められそうなのでそのまま続行。
下から二番目の穴から出てきた先にコードロックを取り付けます。
そして、その先を一番上の穴に通します。
ここから反対側の一番上の穴まで長い距離を通します。
紐通しがないので少しだけ苦労しました。
といっても数分ぐらい。

はい、反対側からコードの先端が出てきました。
無事貫通成功。
ここまでくれば8合目。残りは反対側同様の作業のみ。

コードロックを付ける。
一番下の穴に通せば紐の旅はおしまいです。

最後にエンド留め具の出番です。
間にコードをはさんでパチンと止めれば完成。
紐をはさまないでパチンとすると開けなくなるのでご注意ください。

その前に、余裕があればゴム紐の先端をライターで焼いて切り口をきれいにしてあげましょう。

紐を挟み込んでパチンとする。
左右とも、ちょうどよい紐の長さに調整して、ドローコードの先にコードロックを取り付けます。
ドローコードの長さは長すぎず、短すぎず。短すぎるといつもテンションがかかった状態になり、フードを被る際に頭を入れづらく、入れているといつも視界の確保がし辛くなってしまうことがありますので、使いやすい長さになるように、実際にフードを被ってみながら調整することをお勧めします。

はい、出来上がりました。

ゆっくりやっても10分ぐらいでしょうか。
まとめ
どうでしたか?
道具がそろえば簡単に交換できたはず。
より一層自分のアイテムに愛着がわいてきたと思います。
日頃のメンテナンスがフィールドライフをより一層快適で楽しいものにしてくれます。
ついでにチャック(ジッパー)を引っ張る際に、アウトドアウェアでは良く引っ張る紐がついていますね。
ジッパータブというのが正式名称らしいですが、それについても少しだけ追記します。
方法は簡単です。
Amazonでジッパータブで出てくる商品を購入して購入して、ジッパーヘッドに着けるだけ。
こんな感じです。

ジッパーのヘッドに紐が通せないものはこれができないので注意!
とても安いので、片っ端からドローコードの付いていないチャックに着けています。
手袋をしていてもチャックを操作しやすい。
冬のアウトドアの必須アイテムですよ!
検索してヒットしたのはパタゴニアの修理情報の中のひとつ。
「抜けたドローコードを戻す方法」
こちらも参考にしていただきながら、大切なアイテムと末永くお付き合いしましょう。
サイズと重さは裏切りません。
そして、備えあれば有事には助けにもなります。
アウトドアにおいてシンデレラフィットは正義の証。
登山やキャンプやサイクリングなど、アウトドアフィールドを満喫しましょう。
良きシンデレラフィットライフをお過ごしください!
ご清聴ありがとうございました。