今回は番外編。
札幌にある我が家ですが、おかげさまで子どもは早いもので来年中学生になります。
曲がりなりにも小さな家を建てて10年ちょっと過ぎました。
木造建築のオーソドックスな4LDK。省エネ設計だったので、メインの暖房機器は1階の灯油ストーブだけで間に合っています。
2階の作業部屋には灯油のポータブルストーブを使うことがあるぐらい。
そろそろ2階の子ども部屋にいる時間も増えてきて、サブとして子ども部屋で数時間使う暖房機器が本格的に必要になってきました。
実は5年ほど前から、そうなったら暖房機器は何にすれば良いのか徹底的に調べてきました。
暖房機器のメリットデメリット一覧表
工事の必要がなく手軽に増やせて、北海道の木造住宅の2階の子ども部屋に適してそうな暖房機器を調査結果を踏まえて独断と偏見を加味して羅列してみます!
種類 | メリット | デメリット | お勧め度 |
灯油ストーブ | ・ランニングコストが安い | ・匂いが発生 ・換気が必要 ・灯油の購入が必要 | ★★ |
ポータブル ガスストーブ | ・お手軽 | ・ランニングコストが高い ・選択肢が少ない | ★ |
電気ストーブ | ・お手軽便利 ・選択肢が多い | ・ランニングコストが気になる ・パワーに不安がある | ★★★ |
電気パネルヒーター | ・お手軽便利 ・安いものからいくつもある | ・パワーが足りない ・スポットのみ温まる ・ランニングコストが高い | ★★ |
ダイソンヒーター | ・カッコいい | ・値段が高い ・ランニングコストも高い | ★ |
エアコン | ・夏も冬も温かい ・安全 ・温かい ・壁面設置で場所をとらない | ・工事が必要 ・このメンバーの中では高い | ★★ |
オイルヒーター | ・お手軽便利 ・比較的場所をとらない ・安全 ・かっこいいものもある | ・商品の選択肢は多くない ・パワーが足りない ・短時間利用に向いていない ・切り忘れがある場合がある | ★ |
※商品によっては当てはまらないものもある可能性がありますのでご注意ください。
ということで、結論
イニシャルコスト、ランニングコスト、安全性、というのがもっとも優先したところ。
数年前の地震を契機に灯油のポータブルストーブも買って使ってみました。
暖かさ、ランニングコストは抜群。
でも安全性の面では、一酸化炭素中毒や灯油を扱うという面で、消し忘れ等の懸念も払しょくできず不安で子ども部屋にはちょっと微妙。
結論としては、電気ストーブの中で、ロングセラーとなっているパナソニックのセラミックファンヒーターを選択。
パナソニック セラミックヒーター ホワイト DS-FS1200-W
超ロングセラーで、型番はかわってもシンプルな作りはほとんど変わっていません。
良いところはひねって設定できる切り時間タイマーと、シンプルな温度設定。
そしてコンパクトで場所を選ばない小回りの良さ。

- 1170W/1120W(50/60Hz)温風
- 消費電力:温風「強」1170/1120W(50/60Hz)、温風「弱」:640/615W(50/60Hz)
- 電源コードの長さ:180cm
- 1~5時間タイマー搭載
- 二重安全転倒OFFスイッチ(防災対応型)
- 質量:2.6kg
- 本体サイズ:幅28.0×高さ31.5×奥行13.5cm
使い方
あくまで簡易的な暖房の使い方として使い方のルールを定めました。
モードは「弱」固定。1時間タイマーで使用する。
弱モードで1時間使用した場合の電気料金は以下になります。
- 弱モードは615W
- 1時間だと約50円
- 1日2時間で100円
- 1ヶ月20日使用したとして、2000円
- 6ヶ月で12000円
※計算はこちらを使用
まとめ
子供部屋なので、安全に、手軽に、コンパクトに。
その指針に沿っての選択でしたが、思ったよりも電気代は安く、今のところ済んでいます。
(月に1000円程度)
今後もさらに良い製品が見つかったら乗り換えたいと思います。
最後に開封シーンを。

思ったよりも小ぶり。

スマホを置いてサイズ感を共有。
シンプルな2つのつまみ。
片方は強さ、強弱。
もう片方は切断タイマー。

音はドライヤーみたいな音、と言えば伝わるでしょうか。
ダイヤルをひねると直ぐに暖かい風が出ます。

シンプルイズベストでなかなか気に入っていて、自分の部屋でも使っています。
電気の特徴はちょっと使いたいときさっと温まる点。
トイレや洗面所、玄関などのサブ暖房機としても活用できそうです。
もうひとつ買いたそうかな・・・
セラミックファンヒーターの魅力は、扱いが簡単ですぐに温まること。
お手軽お気軽な暖房で心も体も暖まれます。