小春日和の先日、苫小牧の方にある沼まで歩いてきました。
途中まで車で。沼に向かう道がわからずにいましたが、運よくバードウォッチングの男性がいたので道を聞くことができました。
その男性の視線の先には鶴がいました。道北ではなく、苫小牧にまで鶴がきているのですね。帰宅して調べてみると、北海道の千歳市は鶴は千年、亀は万年からとられているとのことで、かつて北海道ではいたるところで鶴がいたようです。
この森、まるで北欧の森にいるような気がします(北欧に行ったことはありませんが)
男性に教えてもらったゲートが降りている林道を徒歩で歩きます。
当日は気温10度前後。心地よい。気持ち良い日差し。
平坦な林道を一人歩きます。
この日は往復で鹿の残像と狸とシマリスを見かけました。
笹が茂っていない湿地帯の森は見通しが良く、風が気持ちよく吹き抜けていきます。
30分ほど歩いて目的の沼に着くことができました。
といっても、忘れ物をしていったん車まで戻ったので、往復だけで2時間費やしてしまいました。
美しく広がる沼。
遠くに工業地帯苫小牧の風景がかすみます。
頭上には時折飛行機のゴーっという音が響きますが、それ以外は風の音だけ。
水に近づくと埋まります。
途中、休憩を兼ねてコーヒーを入れて飲みました。
写真は撮り忘れてしまいましたが、気持ち良い時間でした。
倒木の白樺の上でしばしのんびり。
そんなことをしつつ、獣道が縦横無尽に走る森を歩きました。
鹿の骨が所々にありました。
そこに朽ち、大地に帰るのでしょう。
森に鹿の角が落ちていました。
ずっしりと重い。
鹿の足跡もいたるところにあり、この地が鹿にとって楽園となっていることがわかりました。
そんなハイキング、虫もいない春は心地よくのんびりと過ごせます。
そんな時、私が使うアプリはジオグラフィカ。
無料アカウントのままでも十分使えます。
詳細な地図に加えてGPSで自分の位置も確認できるので、初めての場所に行く際に迷いません。
GoogleMapには掲載されていない林道なども詳細が記載されていて、安心して森の中をさまよえます。