みなさんこんにちは。
アウトドアで便利なガスバーナーですが、本日は小技の紹介です。
古くから道具を自分で作ってやっている人もいましたが、今やAmazonのおかげで誰でも手軽にできるようになったOD缶へのガス補填についてです。
ところでCB缶って何?OD缶って何?というところから。
CB缶は正式名称が「Cassette Gas Bombe」、カセットガスボンベ、ペットボトルぐらいの大きさのものです。文字通りご家庭でもカセットのようにガシャっとセットしてお鍋などに利用していますね。
一方のOD缶はOudDoorの略、アウトドアの略名からODと呼ばれています。なるほど。
サイズや缶の強度の違いから、アウトドア向きに設計された缶なのでOutDoor缶でした。
OD缶のほうはアウトドアショップなどで見かけますが、CB缶に比べてちょっと値段が高いですよね。そこで、アウトドアでも使えるCB缶向けのシングルバーナーも発売されています。
今回はOD缶にCB缶のガスを注入・補填してみようというTIPSです。
あくまで自己責任となりますが、参考にしてください。
CB缶からOD缶へのガスの補填方法
使う道具
・ガスが入っているCB缶
・空になった(少なくなった)OD缶
・こおり水(OD缶を冷やす場合は不要)
・測り
・ガス詰め替えパーツ(今回の主役)
手順は簡単です。
0.事前準備
ガスを注入するOD缶の出荷時の重量を確認しておく。
今回利用するのはSOTOの110缶なので、出荷時重量は207gです。
これはとても大事なので必ず確認しておいてください。
1.OD缶を冷やす
2.CB缶にカートリッジを付ける
3.CB缶をさかさまにして、OD缶に差し込む
ガス詰め替えパーツの根元を閉めたままだとガスが出てこないので、必ず緩めてご利用ください
4.OD缶のリミットまでガスを注入する
手順0で確認したOD缶の出荷時のサイズがここの目安になります。
207gだったのですが、入れ終わって測ると206g。満タン。
入れすぎたらガスバーナーをつなぐなどしてガスを抜きましょう。
OD缶が温まると内部のガスが膨張してガス缶が爆発する危険があります。
ガスが冷えているときにガスを出すと、ドライアイスのように白いガスが出ます。驚かないように。
5.時間をおいて、ガスが温まったら燃焼テストをしてみる。
これでおしまいです。
簡単でしたね。
ただ、法律的にグレーなところもあるようです。試す場合はあくまで自己責任で、手順と注意点をしっかり守って行ってください。
ちなみに今回使ったガス補填器具はアマゾンでひとつ180円でした。
激安・・・
構造はシンプルイズベスト。スペアのOリングもセットになって送られてきます。
Amazonのコメントに使用に関する注意点なども記載されていますので参考にしてください。
激安です。
私の場合は毎年缶を新しく購入し、1年間はこの方法で使いまわしています。
あくまでガスを扱うリスクが発生することを念頭に。
他のメーカーからも多数出ていますので、お好みに応じてご利用ください。