薪を割ったり料理をしたり、ブッシュクラフト熱の高まりとともに注目を集めるアイテムであるナイフ。
何をするか、どのように使うかによってもセレクトは違ってきますが、最初は何を選べばよいかわからない。
メジャーどころといえば、モーラナイフかオピネルの二択ですね。
モーラナイフの中でも、カーボンスチールで刃厚3.2mmの「ヘビーデューティー」と、ステンレスの刃厚が2.5㎜の「コンパニオン」あたりが最適なナイフの入門として人気です。
カーボンスチールは切れ味鋭い分、さびやすい。ステンレスは切れ味はそこそこで錆び辛い。刃の厚みがあると、薪をナイフで割るバトニングなどの負荷のかかる作業に向いており、刃の厚みが薄いと料理や、フェザースティックなど細かい作業に適しています。
とりあえずコンパニオンがそういった意味ではもっとも敷居が低いと言えそうです。
今回リリースされたbush craft incのナイフを見てみましょう。
モダンスカンジ・アロカス / オリーブドラブ





コストパフォーマンスに優れたステンレススチール(5Cr15MoV)
約100mmの刃渡りと2mm厚のブレード
スカンジナビアンエッジ
ブレードの峰の角はエッジが強めに立っており、メタルマッチのストライカーとしても優秀
プラスチック製のシースはナイフを収納した時に刃が内部に殆ど触れない為、保管中に刃を腐食させにくい
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全長 約225mm
刃渡り 約103mm
刃幅 約24mm
刃厚 約2.2mm
タング ナロータング
鋼材 ステンレススチール(5Cr15MoV)
ナイフ重量 約96g
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5Cr15MoVは中国製のステンレス。刃厚は2.2mmとやや薄めです。
「ALOKAS《アロカス》とはフィンランド語でルーキーの意」ということで、入門用として先ずはお試ししてみるのに良さそうなモデルに仕上がっています。
プラスチックシース(ナイフケース)というのも、ナイフがシースから誤って飛び出すリスクを低減するのに役立ち、扱いやすいですね。
登山や釣りなど移動中心のアウトドアだと、折りたたみできるフォールディングナイフという選択肢もあり、何をやるか、どうやって使うかでナイフの選択肢は無限。
これでバトニングしたり、料理したり、フェザースティックをしてみて、自分のやりたいことにより特化したナイフへの最初の一歩として、2000円ほどというコストはありがたいところです。
1980円と手が出しやすい。
おまけで、同じくbush craft inc.から「不快な羽虫を誘引殺虫する機能を併せ持った充電式LEDランタン」として、「500ボルト誘引殺虫ランタン」なるものもリリースされているのでピックアップします。
500ボルト誘引殺虫ランタン




サイズ:φ88x129mm
重量:204g
付属品:マイクロUSBケーブル/取り扱い説明書
最大稼働時間 約 30 時間
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機能として、ランタンと殺虫灯モードの切り替えができてUSB充電できる。
虫を退治した後、IPX6防水で流水洗浄が可能というのもありがたいところ。
なかなか気が利いています。
・機能と特徴:
1. ランタン
2. 殺虫灯
3. 照明モード:20%・50%・100%・OFF
4. 防水仕様 IPX6
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キャンプだけではなく、花火大会や農業などの野外作業を夜やる方などにも使えそう。
ちょっと離れたところから照らして、邪魔くさい虫を集め退治してくれる。サイズ:φ88x129mmどれぐらいの効果があるのか試してみたいところです。